顧客インタビュー

多様な仲間と共に成長できる会社へ―“ねぎしの一員として働く実感”を育てる取り組み

株式会社ねぎしフードサービス

​経理総務部チーフ 藤本様

利用目的“働く仲間の幸せ”と“地域社会への貢献”を実現するために障がい者雇用を進めたい一方、受け入れ体制や業務設計に不安があったため、専門支援の力を借りて取り組みを本格化させることに。
課題店舗業務の切り分けが難しく、社内理解も十分でない中で、適材適所の配置や継続雇用の仕組みづくりに悩んでいた。
利用効果専門家のフォローによって特性理解が進み、安心して任せられる業務の検討や自社業務への切り替え準備が進み、新しい業務を任せられる環境が整いつつある。

理念に立ち返って見えた、障がい者雇用の出発点

当社は、牛たんを中心とした定食業態の飲食店を関東で約50店舗展開しています。

会社のビジョンとして、“働く仲間の幸せ”と“地域社会への貢献”を大切にしていて、障がい者雇用もその延長線上にあると考えています。特別支援学校の高校生のインターンを約20年前から受け入れてきた経験もあり、障がい者の方と一緒に働くことはずっと私たちの関心事ではあったのですが、制度としてきちんと進めるところまではできていませんでした。“やらなきゃいけない”ではなく、“仲間として一緒に働く”という当たり前を実現したい。それが出発点です。

障がい者雇用の取り組みを推進していくうえで、障がいのある方にどんな仕事をお願いできるのか、明確に切り出すことが難しいという課題がありました。担当の私自身も、最初は「どんな特性の方なのだろうか」「どの仕事なら負担が少ないのか」と、判断がつかないまま不安を抱えていたのが正直なところです。実際の弊社の営業店舗では、ホールでもキッチンでも臨機応変に複数の業務を行うことが前提のため、店舗での受け入れはどうしてもハードルが高くなってしまいます。現場からも「受け入れたい気持ちはあるが、どう任せればいいかわからない」という声が多く、店舗での受け入れ態勢を整えるにはまだ時間が必要だと感じています。

また、社内全体として障がい者の方をオープンに受け入れられている状態とは言えないのが実状で、このインタビュー記事を通して、社内での障がい者雇用のことを初めて知る社員もいるかもしれません。それくらい、まだ社内理解を高めていく途中段階だと感じています。

フォロー体制が背中を押した、安心の仕組み

店舗での採用は難しく、業務の切り分けをうまくできる自信がないし、障がい者雇用に関するノウハウもほとんどないため、外部サービスの導入を検討し始めました。農園型や他社のサテライト型も比較した結果、コスト面とフォロー体制の手厚さから、最終的にパレット様に決めました。
公認心理士や看護師などの専門家の方々が面談をしてくれていることと、週次・月次の細かいレポートがあることは、非常に安心感につながっています。2年以上働いてくれているスタッフもおり、離職率が低いのはこのフォロー体制のおかげだと思っています。

“ねぎしで働く実感”を届けるための準備

現在、ねぎしに障がいのある方は11名在籍していますが、正直に言うと、現状は自社業務(店舗・本部業務)をしっかりお任せできていない状態です。

BPO業務が中心のため、「ねぎしの仕事をしている実感」や「当事者意識」を持ってもらえているのか、不安になる場面があります。ねぎしの一員として働いている実感を持ってもらいたい気持ちはもちろんあるのですが、実務が追い付いていない部分もあります。そのため現在は、自社業務に今後切り替えていくための業務のマニュアル作成を進めているところです。具体的には、

・全社で実施する健康診断の準備
・新規のアルバイトスタッフの通勤経路確認

などを想定しています。

関わるほどに広がった、担当者としての気づきと前向きな変化

私が担当になったばかりの頃は、ノウハウもなく、どう接したらいいのか不安を抱えながら、完全に手探り状態でした。しかし、関わっていくうちに、「障がいのある・なしは関係ないし、直接会ってもっと話してみたい」と思うようになり、障がい者雇用を通して、自分の中での新たな発見や成長につながっている気がします。先日、私と同じ総務の担当者2名でサテライトオフィスに訪問させていただきましたが、直接お話しさせていただいたことでさらに親近感がわきました。同じ会社で働く仲間として、仕事上でのコミュニケーションは全く問題ないですし、メールなどは、むしろたまに私の方が返信が遅くなってしまい申し訳ないときもあります(笑)。これまで当事者の方と接する経験がなかったことによる勝手なイメージが自分の中にあっただけで、関わるうちにそのイメージは消えましたし、今は仲間として「もっと活躍してほしい」「活躍できる場を提供したい」と自然と前向きになれています。

多様な仲間と一緒に成長できる会社を目指して

ねぎしが会社として目指しているのは、障がいのある方を“特別な雇用枠”として扱うことではなく、多様な仲間の一人として自然に受け入れ、長く働き続けられる組織をつくることです。そのために今後は、サテライトオフィスで働くメンバーも含めて、会社全体での学びや交流の機会を広げることが重要だと考えています。これまで本部や店舗で行ってきた研修や理念共有をサテライトにも届け、「自分はねぎしの一員である」という実感をより深められる環境を整えていきたいと思っています。

障がい者雇用を通じた取り組みが、私たち自身の成長につながり、結果として地域社会への貢献にもつながる。そんな未来を、会社として実現していきたいと考えています。

企業情報

社名株式会社ねぎしフードサービス
事業内容『牛たん とろろ 麦めし ねぎし』の店舗運営
URLhttps://www.negishi.co.jp/index.html

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